前回の記事でマッチングサイトで出会った爽やかイケメンさん。
こんなに早く婚活が終わるなんてー!と浮き足だったまま同棲をスタートしました。
「ごちそうさま」を言っていない事件
とある日、お互いに仕事も忙しかったので外食チェーンで夕飯を食べたとき。
私は食べたあとに「ごちそうさま~。美味しかったね!」と言い、会計後に店員さんにも「ごちそうさまでした」と言って店を出た後のこと。
彼から「ごちそうさまを言っていない」と注意されました。
一瞬、「え?なんのことだ?声が小さくて聞こえてなかったとか?」と思ったのですが、彼としては
「俺にごちそうさまを言っていない」ということでした。
確かに彼にご馳走してもらったし、家計はこれから一緒だと甘い考えだったのかもと仕切り直し、「今度からははっきり相手にお礼を伝えよう」と心がけたのですが…。
それからなんだか彼から「態度を改めてくれ」とか「もっと俺を立ててほしい」「俺のことを尊敬して」とやや強気な発言が増えてきました。
最初は「わかったよ」とか「ごめん、努力する」と答えていたのですが、それがだんだんエスカレートしてきたのです。
暴力でアザができても謝り続けた
その後の生活では散々な扱いを受け、「ふか丸が悪い!」と罵られ続けても、腕をきつく抑えられ壁に叩きつけられアザができてもなお彼のことを信じてしまっていました。
暴力で発散した後の彼は異常に優しく、「もうこんなことしない」「これからは俺も頑張る」と言ってくれるので私も「やっぱり彼は優しいんだ」と勘違いし、そのサイクルが何度も繰り返されていきました。
いわゆる「ハネムーン期」というフェーズですね。
それに気づいたのはたまたま手続きで出向いた役所で、腕にできていたアザに疑問を持った窓口の人が女性相談コーナーに引き継いでもらった時です。
パートナーについての相談を少ししたところ、「パートナー間で起こる暴力にサイクルがある」ということを教えてもらってからでした。
それからは出て行く日を自分の中だけで設定し、彼が仕事中に休みを取り、引っ越し屋を手配して夜逃げ同然で脱出したのでした。
彼からは罵るような内容や、一変して陳謝するようなLINEや着信が鬼のように来るのですが、
ここで彼の元に戻ればまたやり直しと連絡をスルーし続けるのでした。
「逃げ出すのは許さないからな」と暴力と隣り合わせで脅迫されて生活していたので、縁を切るのも一苦労。
婚活中にこんなことまで起こるとは信じられなかったのですが、暴力的な面は生活してみないと分からないことも多いといわれています。
婚活中は対人関係である以上、絶対怖いことが「ない」とは言い切れないので、出会って怖い思いをしたらすぐ!逃げてください。
逃げられない・おかしいような気がするけど確証が持てないという時は、最寄りの自治体の女性センターなどに問い合わせましょう!
次回の記事では、暴力から逃げ出した私が結婚相談所『ツヴァイ』に入会してみた体験談を綴ります!